私にも英語というものを理解できるだろうか

英語は難しい。それが、私が中学一年生の時に思ったことです。小学校や教育番組等で、少し英語というものに触れてはいましたが、本格的に勉強を始めたのは中学校の必修科目からです。

まず始めにどこでつまずいたかというと、『複数形』です。何故、複数形にしなければいけないのでしょうか。例えば、[コップ二杯のミルク]の場合。二杯、という言葉が入っているのですから、名詞であるコップの形を変えなくてもいいんじゃないか?と考えていました。定期テストでも、よく複数形にするのを忘れ減点をもらっていました。

単数形でも同じ事が云えます。一つの物には冠詞を付けるんですよね。リンゴはリンゴ。[リンゴがある]でいいんじゃないか!どうしても理解ができなかったのですが、ある日私はこう考えることにしました。それは「英語は念には念をいれる」ものなのだと。[コップ二杯のミルク]の場合、これは一杯ではないんだ、二杯なんだよ!と受け手が誤解しないように重ねて伝えてくれている、そう、親切なんだと思うとすんなり理解する事ができました。

しかし、念には念を入れ親切に教えてくれていると思えば[they ]はどうでしょうか。[they ]には〈彼ら・彼女ら・それら〉の三つの意味があります。単数形の三人称はそれぞれの単語があるのにです。これは……一体どう考えればいいのでしょうか……。それは男が複数人いるのか、女が複数人いるのか、男女合わせて複数人いるのか、それともそれらが複数あるのか。人なのか物なのか。これはきっと前後の文章から読み取るしかない、つまり広い視野から推測する事が大事なのでしょう。

ふむ、英語というものは奥が深いものですね。